システムができるまで


Process

今や、皆さんの身の回りは様々なシステムで溢れています。 既に私たちにとっては当たり前の存在となっているWebでの検索エンジン、オンラインショッピングなどもそうですし、皆さんが電車に乗る時に使うICカードなど、便利な暮らしやビジネスの全てはシステムに支えられています。

ではシステムはどのようにしてできあがるのでしょうか?
ここでは、よく例えられる家づくりとシステムづくりを対比させて、システムができるまでの流れを分かりやすくご紹介します。

システム開発の流れ

住宅設計の流れ

企画

システムを使う側の経営や業務の方針・課題を踏まえて、
システムの全体像を考える

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企画

オーナー(建築主)の意向や敷地の現状を調査し、
大まかな住宅の外観や空間構成を決める

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要件定義

システムを使った新しい流れを考えながら、
システムが持つべき機能を決める

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基本設計

模型などを作りながら、実際の家づくりにつながる
詳細な外観や部屋割りを決めていく

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設計

決めた要件に沿って、ソフト、ハード、ネットワークなど
システムの具体的な構成を決める

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実施設計

平面図、断面図などの詳細な設計図面を制作しながら、
設備や器具を含めた住宅内外の詳細を作りこむ

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開発・テスト

プログラムを開発し、
正常に動作するかを検証(テスト)する

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施工・工事管理

施工業者が実際の工事に着手。
建築士が設計通りに住宅の工事が進んでいるかを確認する

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運用・保守

改良や補修をしながら、システムの安定稼働を維持する

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維持管理

修繕や増改築をしながら、
その時々の生活に合った住宅を維持する

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アクシスウェアの強み


Feature

では、数あるIT企業の中で、アクシスウェアの強みは何なのでしょうか?
次はより詳細なシステム開発工程の説明と共に、アクシスウェアの強みをご説明します。

1. ITシステム企画

IT戦略に基づく、システム化企画
IT戦略により、具体的なシステム化構想の作成、システム化の計画(スケジュール、体制、費用など)を作成します。
企業内の情報システム部門やIT企画部門、またはITコンサルティング会社で行うことが多いスキームですが、 アクシスウェアは今まで培ってきた多種多様の業務システム開発ノウハウを元に、システム企画の支援を求められるケースが多くあります。
また、アクシスウェアとしても新規ITサービス、新規事業を自社内で推進しております。
様々なビジネス課題にITを融合させることができる大変やりがいのある業務です。

2. システム要件定義

システム化構想計画をもとに、業務要件、システム要件、システム開発計画、詳細の業務フローなどを作成する工程となります。

お客様の要求を細かな要素に分けていき、システム化する対象範囲を決めていきます。
さらに、お客様からの要望を実現するだけでなく、想定したシステムを構築、運用するにあたって必要不可欠な機能が他にもないか、詳細を詰めていきます。

開発の『土台づくり』からできること、それが強みです
内容によっては過去に開発したシステムを活かし、新たに開発する部分と連動させる場合があります。
システム基盤構築というプロセスは、異なる開発環境をも可能にする「土台づくり」です。 基盤という土台を新たにつくることで、過去のシステムと連動する新しいシステムの開発及び運用保守のコスト削減、生産性、品質の向上を実現することができます。 この共通開発基盤の構築をお客様から任せられている企業は非常に少なく、この部分を担っているプロジェクトが多いことが、アクシスウェアの一番の強みになります。

3. システム開発

最も重要なのは、成長を促す教育・支援・社員の成長
皆さんがよくシステム会社の仕事でイメージするのは、このプロセスです。ここまでにヒアリングした内容をもとに細かい部分を決めて設計書をつくり、それに従ってプログラマー(PG)が開発を行います。

設計書の緻密さと、プログラマーの技術の高さが、できあがりの精度を左右します。
そのためにも、アクシスウェアではエンジニアの技術力向上に向けた教育を最重要視しております。

4. システム受入・導入

不具合の修正や、度重なるテスト・検証を終えて完成したシステムを、現場に導入する(世の中に提供する)工程です。

5. システム保守・運用

実際に稼働しているシステムを安全に、安定して稼働させ続けるために、保守や運用業務を行う工程です。

時代に合わせて適宜システムの内容を見直したり、実稼働させたシステムが不安定になりダウンすることがないか監視をしたり、運用するなかで問題になりそうな箇所はないかをチェックしたりします。

6. システム評価

一定期間の実稼働を終えたあとで、今回構築したシステムが要件を満たして安定運用されているかを評価します。

問題がないかどうか、使用感はどうかなど、システムに対する評価を行うことで次の課題・問題の芽を早期に摘み、次の計画に備えます。この評価と計画と修正までのタームを短くし、システムの精度を上げることはクライアントにとって必ずプラスになるのです。

7. IT戦略評価

システム導入後も戦略を見直し続ける
最初に想定した戦略が正しかったかを評価します。評価をすることで、これからの戦略に修正を加え、システムも修正していきます。このようなサイクルを繰り返すことで、精度の高いシステムへと成長していくのです。

当初の戦略を遂行できるシステムになっているか。
当初の戦略が正しかったか。修正すべき点はないか。
ビジネスの外部環境の変化から、戦略を見直す必要はないか。
アクシスウェアは
システムを開発して納品するだけではなく、システム設計の土台となった戦略を評価するところまで行い、それぞれのビジネスにふさわしいシステムを構築・成長させていきます。